インターネット上の情報サイト「ロケットニュース24」にて「なぜ100均の商品とか安いモンに貼ってあるバーコードシールは剥がしにくいのか」というコラムが掲載されていました。

「なぜ100均の商品とか安いモンに貼ってあるバーコードシールは剥がしにくいのか」

一般の方々が疑問に思われているこのテーマについて、シールジャパンではシールのプロとして独自に検討してみました。

①どうして剥がれにくいのか?
100円ショップなどの安価な製品によく見受けられる、バーコードシールなどをはがそうとすると、のりが残ってしまい汚くなってしまう現象。
この原因として挙げられるのは「シールを作成する段階で、シールを剥がすことを想定していない糊」を採用していることが挙げられます。
特に安価な品物にありがちですが、バーコードシールなどは「商品そのもの」ではないのでコストを抑えるために再剥離(綺麗にはがすことができる)糊より安価な「普通接着」などの糊でシールを作成していると考えられます。
シールの素材選びの段階で「とにかく貼ってあれば良い」「ただ安ければよい」と言う製造コスト最優先の理由で「シールの使用目的」を伝達せずにシール作成会社に依頼したり、「後に剥がすであろう事を意識していない」場合も含まれるのではないかと思います。あってほしくないですが「意識していながらコスト面でやむなし」という事もあるかも知れません。普通接着の糊は廉価で汎用性の高い糊ですが、永久接着(一度貼ったらはがさない)が前提ですから接着後に剥がすことは考慮されていません。

②どうしたら剥がせるか?
では、このようなシールはどうしたらきれいに剥がせるのでしょうか。
実は条件によってきれいに剥がせる場合があります。

1、きれいに剥がせる場合
シール自体が紙素材で水溶性(水に溶ける糊)の糊だった場合、さらに商品(被接着体)がガラスやプラスチックなど耐水性のあるものであれば、ぬるま湯にしばらくつけておくとふやけて紙と糊が分離して取りやすくなります。糊残りも軽く拭き取ればきれいになるはずです。

2、頑張れば何とかなるかもしれない場合
シール自体が紙素材で糊が溶剤系(水に溶けないタイプ)で、商品(被接着体)に耐水性がある場合、上記と同様ですが、紙部分はふやけて擦れば取れ、糊だけが非接着体に残ります。市販のシール剥がし剤やアルコールクリーナー等で拭き取るときれいに取れる場合がありますが種類や濃度によって非接着体をいためることもあるので慎重に行ってください。
また、ネット等で紹介されている手法としてシールをドライヤー等であたためるという方法もあります。
糊があたためられて溶け、きれいにはがせる可能性があります。はがした後は残った糊をきれいに拭き取ってください。ただし、熱に弱いものは避けてください。商品自体を破損する可能性があります。

3、きれいには剥がせない場合
商品(被接着体)自体に耐水性がなかったり、シール自体がフィルム製であって耐水性の高い素材の場合、水分やクリーナーは使用できません。塩ビ系の材料は熱すれば伸縮して、表面基材(印刷されているフィルムの部分)は取りやすくなる場合もありますが、糊は残ることでしょう。 まずきれいに剥がすことは出来ません。

糊の詳しい解説についてはこちらを参照してみてください。

※上記の内容はシールジャパンが独自の見解で「シールをはがす」ことについて記載した内容です。 シールをはがす際は自己責任でお願いいたします。
記載の内容について商品に不備が出た際の保証はいたしかねますのでご了承ください。